ミニ三脚とクイックリリース
- すずりもん

- 2月24日
- 読了時間: 3分
更新日:4月2日
書道をしていると水滴だ文鎮だ印材だ筆置だ墨床だと色々な道具が増えてくる。
書はもともとに日常的筆記から始まっているから、道具類も机の上に収まるものばかりだ。ブログ主はそうした書の道具が好きだというのもあって、気に入ったものが見つかるとしばしば手に入れる。そんなわけで身の回りには小さな用品だらけになる。このブログを書いているパソコンそばにも水滴が4つほど転がっている。すべてをくまなく使っているわけではない。使わないけれど風合いとかたたずまいが好きというのもある。そういう道具は、眺めたり撫でているだけで満足感を与えてくれる。そんなふうなことをしているとふとままごとみたいだなと思うことがある。
そんなブログ主だが、その小道具を時々写真に収めることがある。とはいっても、本格的に撮影しようというほどでもない。新しいものを手に入れたときや改めて良いものだなと思ったときに悦に浸りながらシャッターを切る程度だ。
撮影は30㎝立法程度の撮影ボックスがあれば十分だ。撮影ボックスは普段から組み立てたままそこら辺に置いているのでそれを持ってきて机に置くだけだ。
問題なのは三脚だ。大抵は面倒だから三脚は使わないが、それでも三脚を設置して撮影しようなるとそこそこのスペースが必要になる。何より、手の平に乗るような小物を思いつきで撮ってみようと思い立ったとき、大きな三脚を設置するのはどうにも気分的に難儀だ。
そこで手に入れたのがこれだ。

Zeadioの三脚でかなり小型なものだ。

この状態で10㎝強の高さなのでまさに机上に置きっぱなしでも邪魔にならないサイズになっている。
この三脚にそのままカメラを取り付けても良かったが、できれば取り付けや取り外しがしやすい方が便利なので、動画サイトで何人かのカメラマンらが推していたこちらも一緒に購入。

Ulanziのクイックリリースキットで、三脚へカメラを付け外しするためのアイテムだ。

左のプレートをカメラに取り付け、右のベースを三脚に取り付ければ、三脚へのマウントとリリースがワンタッチでできる。カメラにつけるプレートは縦横およそ3.8㎝の正方形だ。

Zeadioのミニ三脚にUlanziのクイックリリースキットを取り付けた状態。質感も似ていていい感じだ。
Canon D7X MarkⅡを取り付けてみたのがこれ。


かつてはもっぱら一眼レフを使っていたときもあった。しかし、使用頻度、持ち運び易さ、レンズの管理や価格など、色々加味して今はD7Xだけになった。300gほどのコンパクトなカメラなのでこの三脚でも安定感は十分。
それから、今回この三脚を選んだ理由のひとつに、こんな使い方ができるからというのもあった。こうしておけば倒れる心配もないだろう。

強いて言えば、D7X MarkⅡにプレートを取り付けたままバッテリーの交換ができたらと思う。が、D7Xのサイズを考えれば、クイックリリースキットのプレートをつけてバッテリーの開閉口に干渉しないというのはさすがに欲張りすぎかもしれない。頻繁にバッテリーを交換しなければならないほどの枚数を撮影することはほとんどないので、ブログ主の現在の用途としては総じて満足と言えるだろう。
