温湿度計、それからフレームに映り込んだもの
- すずりもん
- 2月7日
- 読了時間: 2分
更新日:3月15日

表題の通り温湿度計である。
直径5㎝の小さいものなので視認性は良くない。国産品ではなく、精度も怪しい。けれど、たくさんあるのでいくつか見比べればおおよその気温なら分かるだろう。もっとも、温湿度計としての役割を目的にして手に入れたわけではない。腕時計の文字盤のような造りとメタリックな質感が気に入ったので試しに購入してみた。全部で10個あるが、それらすべて合わせても「試しに」というほどの値段にしかならない。おもに書類をホワイトボードに貼りつけておくのに使っている。要は、マグネット、インテリア、そして、時々温度計というわけだ。ただし、湿度計は期待できそうにない。
画像を加工していて気付いたが、フレームの下部にブログ主のパソコンのキーボードが映り込んでいる。

このキーボードはPS/2接続のものだ。現在PS/2などどれくらい残っているのだろう。知らない人も多いのかもしれない。我が愛機のパソコンは14年物なのでPS/2端子がついている。お陰で変換コネクタなしで接続できる。このキーボードは「いかにもキーボード」というキータッチの楽しめるモデルで、グレーと白のレトロな色合いも気に入っている。打鍵音はお世辞にも静かとは言えない。しかし、ブログ主はワンオペなので、あたりを気にせずに日々カチャカチャと打鍵音を楽しんでいる。
ちなみに、主が若いころは、キーボードと言えば公的機関でも図書館でも病院でも、もっぱらこの種のグレーと白の風貌のキーボードばかりを目にしていた。主も学生時代から大学の研究室や図書館などでこの白とグレーののキーボードを幾度となく使っていた。と同時に、個人のパソコン用には多くのメーカーからキーボードが盛んに売り出されるようになったから、多種多様なキーボードを遍歴してきた。ところが、四十代の終わりになってふとレトロで打鍵音大きなこのキーボードに戻りたくなって中古品を手に入れた。以来ここ数年はこのキーボードを使っている。
色味だけで言えば、最高級キーボードを生産している東プレのリアルフォースにもこれと似た感じのモデルがある。ブログ主のは当時物で全く高級機種ではない。おそらくは1990年代から2000年代のものだろう。品番はKB3920、台湾のChicony(チコニー)社製。