パンダバウム
- すずりもん

- 2月28日
- 読了時間: 2分
今回の記事はパンダバウムという菓子について。

先日、パンダバウムなる菓子を頂戴したのだが、どんなものだろうと気になって検索してみたら、パンダの型をくり抜いて食べるという遊びの要素を含んだバウムクーヘンらしい。くり抜いているようすの動画もいくつか見つかった。
まあ、うかっりと言えばうっかりなのだが、先にサイトで他の人がやっているを見て要領が大体分かったのはいいとして、当然のことながら初見で体験するような感激は著しく薄れてしまう。
昨今ではDIYにせよパソコンのトラブルにせよ、検索をかければ大抵の対処方法が容易に見つかる時代になった。その道のプロの知識や手法、あるいは、自分だけでは想像もつかないような生活の知恵や発想も簡単に模倣できる。お陰で失敗は少なくなり、利便性は増し、トラブルが短時間で解決できるなどといったことが増えた。そういった点ではありがたい情報社会だが、その分自分の頭を使う機会が少なくなった気がするし、試行錯誤してみる機会も明らかに減ったように思う。その上、悲しいかな、人から借りたり真似たりした知識や手法は忘れるのも早かったりする。おそらくはその場しのぎだから本質としてはさして身についていないことが多いのだろう。
さて、このパンダバウムについても前述のとおり検索をかけたらあらかた答えを知ってしまった。誰かの真似をして同じことをやってみるだけというのも何だかつまらない。楽しくも娯しくもなくなったらもはや娯楽ではない。
ならばということで、自分なりのくり抜き方で遊んでみることにした。娯楽とはいえ、パンダも外側も崩すことなくくり抜けるかという試みだ。
誰かのやり方を参考にしたとかではないので、思いついた方法で一発勝負の動画を撮ってみた。失敗したら失敗したでそのダメっぷりが面白そうだとも思っていた。
結果的にはそこそこ上手くいった方かなと自画自賛している。行き当たりばったりの試みだけあって、自分でも結末の予想がつかなくて好奇心がそそられた。上手くいけば気分爽快、失敗したら破顔一笑、ブログ主にとって娯楽はそういうものがいい。
